What a Rush!
カウボーイズの53人ロスターがとりあえず確定。
「とりあえず確定」ってなんか日本語的におかしいなと思うけどまあいいや。
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サプライズ(?)としては、UDFAで獲得した
Cooper Rush/クーパー・ラッシュ(セントラルミシガン大/CMU)がロスター入り。
当初はムーア、マッコウンに次ぐ3番手のバックアップQBとしてプレシーズンゲームに出場。
前述の2名がパッとしない中でパス成功38/51 6TD/0INT QBR135.9と好成績を残し、
見事バックアップQBの座を射止めた形に。
ラッシュの名が一躍有名になったのは、彼が2年生の時に出場した2014年バハマボウルでのこと。
この試合の前半にラッシュは2TDを挙げるも、
CMUは3Q終了時点で対戦相手の西ケンタッキー大(WKU)に14-49と大差をつけられる。
この時点で誰もが試合の趨勢をほぼ確信していたが、
4Q前半にラッシュからWRタイタス・デービス(現ベアーズ)へのTDパスが決まると、
これを皮切りに怒涛の反撃を開始。
CMUディフェンス陣が健闘し、WKUのオフェンスを抑える中で、
ラッシュは更に3TDを決め、残り1分9秒時点で42-49と、僅か1ポセッション差に迫る。
その後のキックオフでCMUはオンサイドキックに失敗するものの、
残された2つのタイムアウトを使いつつ相手オフェンスを抑え、
何とか攻撃権を得ることに成功。
CMUに残された時間は僅か1秒、タッチバックにより自陣25ヤードからの攻撃と、
TDを挙げるには非常に困難な状況にあった。
Bahamas Bowl Central Michigan Hail Mary
こうした逆境の中、ラッシュはWRクロールへの48ヤードパスを通すと、
ボールは3度のラテラルパスを経て、WRデービスによりエンドゾーンに運ばれ見事TD!
PATでキックを決めれば同点、そのままオーバータイムに突入という局面であったが、
CMUはモメンタムに任せて行ったろうじゃんということで2PTコンバージョンを敢行!
・・・しかーし!
世紀の大逆転劇まであと一歩というところでCMUの試みは失敗!
WKUが薄氷の勝利を収め、試合は幕を閉じた。
試合には敗れたものの、ラッシュはNCAAのボウルゲームで7TDの新記録を樹立。
ということで長くなったので一旦やめます。