えんどに!
キシナウからマルシュルートカに乗って、沿ドニエストル共和国(PMR)という非承認国家の首都・ティラスポリに行ってきた。キシナウからは1時間ほどで入国ゲートに到着。
かつては外国人旅行者への賄賂要求が横行していたようだけど、現在はそのようなトラブルもない模様。
以前は入国カードへの記入を行う必要があったらしいけど、係員にパスポートを渡すだけで手続きが終了した。
最終的に個人情報が記載された入国カードとパスポートを受け取って入国完了。
ちなみにモルドバはPMRを国家として承認していないので、
PMR経由でウクライナへ入国した場合はモルドバから出国をしていないという面倒くさい扱いになるらしい。
入国してしばらくするとBMP-1のモニュメントやら
鎌とハンマーにСССРの文字が入ったデカい看板やらが目に飛び込んできた。ソ連か。
沿ドニ猫。
ティラスポリを建設したロシア帝国最後の大元帥、スヴォーロフ像。
国章やら国旗やらスローガンやら。
こちらは政府庁舎ビル。
ビルの前に立つレーニン像。ディテールが甘い。
国章からもわかるように農業が盛んらしい。
T-34のモニュメント。
車体に書かれているスローガンはЗа Родину!(祖国のために!)
教会とT-34。詳しい型式はよくわかりませぬ。
内戦絡みの記念碑っぽい?
ビルの壁に描かれているイラストが社会主義レアリズム。
お店とか。
銀行とか。
教会とか。
街中にはレトロな車両が多数。
かと思えばwifi付きの新型車両っぽいのもいたり。
レーニン通りx10月25日通り。
いかにもソ連感のあるデザインの市庁舎。
同志レーニン。
ПАРК”ПОБЕДА”
日本語に訳すと”勝利公園”みたいな?
公園の真ん中に像があった。
長いこと動いてなさそうな観覧車。
広々とした道路に無機質なビル群というなんとも共産圏っぽい風景。
鳩の休憩所と化したMiG-19のモニュメント。
後ろの建物はラジオ塔だそうな。
キシナウへと戻るマルシュルートカを待つ間にティラスポリ駅の写真を撮っていたら職質を受けた。
独自通貨、沿ドニエストルルーブルをゲット。
沿ドニを出たらただの紙切れ。