イスラエル空軍博物館
テルアビブからバスを乗り継ぐこと約2時間、
遺跡で有名なベエル・シェバ近郊に位置するイスラエル空軍博物館に行ってきた。
一応Hatzerim AB内の施設ということになっているみたいだけど、
特に荷物チェックをされるわけでもなく、普通に入場することができた。ゆるいな。
ミュージアム内はイスラエル空軍創設期からの使用機や対空火器がズラリ。
イスラエル空軍といえばやっぱりこれ、Kfir!
多種多様なKfirが勢揃い。
一番手前は米海兵隊VMFT-401で運用されていたF-21A。
F-4もたくさん。
改修によって追加された空中給油プローブが特徴的。
ミラージュIII CJ。
イスラエル空軍在籍時にエジプト・シリア空軍機を計13機撃墜し、
1982年にアルゼンチン空軍に売却された後、2003年に返還された機体だそうで。
Hatzerim ABにアプローチするA-4(超トリミング)。
この他にもF-15やF-16、M-346なんかがひっきりなしに飛んでいた。
200-400mmにテレコン付けたらいい感じに撮れそうではあったけど、
多分それやったら怒られると思う。
そう考えると長玉で堂々と軍用機撮影ができる日本の環境って、
すごい有り難いんだなーって改めて思ったりした。
第四次中東戦争で撃墜されたエジプト空軍のSu-7。
で、出たー、IAI Laviの試作2号機!
F-16の胴体にユーロファイターの主翼とカナードを組っ付けたような機体。
中国のJ-10にLaviの技術が流用されたなんて噂があるけど真相はどうなんだろ・・・。
ミュージアムから少し外れた所には多数のA-4がストアされていた。部品取り用?
手前の2機は塗装もキレイで、つい最近まで現役だったと思われる。
何かの間違いで金が腐るほど手に入ったら、
ここのA-4を買い取ってアメリカの片田舎で飛ばしたい。
同じく保管中のF-4。なんかデビスモンサンAFBを思い出すような光景だ。
約4時間程見て回って、帰りのバスを待っていたら、基地の関係者らしき人が、
ベエル・シェバのバスターミナル付近まで送ってくれた。ありがたい。
片道2時間はちょっと面倒臭えなって思ってたけど、展示内容が充実していて素晴らしかった。
ちょっとマイナーな場所ではあるけど、ミリタリー系に少しでも興味がある人なら
間違いなく楽しめると思うのでおすすめ。
明日はさっさとアンマンに移動しよう。
起きれるかな・・・。
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