ブルガリア航空博物館
前回のエントリーの翌日(金曜日)に、わざわざトラムと地下鉄を乗り継いで、
PTT(トルコの郵便局)の物流センターに荷物を受け取りに行ってみたものの、
月曜にまた来いと一蹴されてしまった。もうわけがわからんわ。
この調子だと月曜まで待ったところで受け取れる気がしないし、
このままイスタンブールにいても消耗するだけのように感じられたので、
モメンタムを変えるべく夜行バスでブルガリアへと向かうことに。
荷物はなんかどうでもよくなってきたので諦めよう・・・。
バスは夜行なので寝てれば着くかなと思ってたけど、
トルコ/ブルガリア国境への到着が深夜2時頃、
ブルガリアへの入国が完了したのが4時すぎでろくに眠れず。
寝不足でフラフラになりながらも、なんとかブルガリア第二の都市、プロブディフに到着。
さっそくタクシーを拾って、プロブディフ空港の滑走路を挟んだ向かい側、
クルモボ基地に隣接するブルガリア航空博物館に行ってきた。
土曜日だというのに人の気配がないので不安に思いながらも、ドアを開けて中に入ってみると、
管理者と思われるネオナチ風の若い男が、「ウェルカム!」出迎えてくれたので一安心。
入場料は5レバ(350円くらい)。
入場口のすぐ近くに展示してあるMiG-17PF。
後ろのイラストはグリペンと・・・なんだろう。P-51っぽいけどちょっと違うような。
ブルガリア空軍は現在運用しているMiG-29の後継として、
F-16とタイフーン、グリペンを候補として挙げているものの、
財政難により資金調達が難航している模様。
さすがは旧共産系ということで館内はミグだらけ。
MiG-23BN。胴体下に取り付けられたロケットランチャーが物々しい。
こちらは複座のMiG-23UB。単座より複座の方がかっこいいかな。
Su-22UM。
今年もRIATにポーランドのSu-22がやって来るみたいなので楽しみ。
Yak-23。
性能としてはそこそこだったらしいのに、同時期に開発されたMiG-15が高性能すぎたために
日の目を見ることのなかった不憫なヒコーキ。かわいそう。
Yak-9Uとバラの花。
館内の至る所にバラが咲いていてきれい。
Il-2。でかい。
ここの目玉、Ar196A3。
現時点ではここが同機を見ることのできる唯一の場所となっている。
ミュージアムの外れに放置されているMi-4。
一通り展示を見てからプロブディフ市内に戻り、旧市街を歩いてみようかと思ってたけど、
前夜の国境越えのおかげで眠くて仕方がなかったので、観光は翌日に持ち越して宿で爆睡してた。
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