Tainan AFB Open House / 空軍臺南基地108年營區開放活動 Pt.5

4th Tactical Fighter Wing / F-16A

続いて嘉義空軍基地・4thTFW(旧455thTFW)のF-16デモチームによるディスプレイ。

デモ機は22ndTFG所属機。

尾翼のマーキングは1937年の第二次上海事変翌日の8月14日に勃発した、いわゆる814空戦の80周年を記念したもので、当時の使用機であったホークIIIがF-16と共に飛行する姿が描かれている。

同空戦において、高志航率いる中華民国空軍の第4大隊は台北の松山飛行場より飛来した九十六式陸攻を迎撃、(中華民国側の記録としては)損失0機に対し6機撃墜の大戦果を挙げている。

他国のF-16ディスプレイチームと比較すると観客と機体との距離感がやたら近い(地下アイドル的な)

多分飛行展示におけるレギュレーションというかコンプラ的な面が欧米諸国と比べてゆるいんだろうと思う。撮影側としてはありがたい限り。

現在”Phoenix Rising”として、2023年までに台湾空軍の保有する142機のF-16A/BをF-16V(Block70/72)相当にアップグレードする計画が進行中。

2018年には最初に改修を受けた4機が台湾空軍へと引き渡された。

また2019年8月にはアメリカ政府が新造のF-16V 66機を台湾に売却することを決定。

年々急速な拡大を続ける中国軍に対してどうのこうのみたいな難しい話はおいといて、CFT装備したF-16が隣国で見られるよ!というのがスポッター的にはデカいと思う。かっこいいよアレ。

ほぼ真上。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です