愚零闘ジンバブエ
ビクトリアフォールズをほぼ定時に発車した列車は、激しい雷雨の中を目的地のブラワヨに向けて進む。
所要時間は12時間で朝7時の到着予定ということだけど、列車は途中何度も長時間の停車を繰り返す。

午前2時頃にふと目を覚ましたので、スマホで位置情報を確認してみると、出発から7時間経過で1/3しか進んでないという。
これ絶対遅れるだろ・・・。

同室のおっさん。

翌朝6時半に目を覚ますが、案の定遅れが発生しているらしい。

9時半頃になってようやくブラワヨの火力発電所が見えてきた。
列車は定刻3時間遅れの10時になって駅に到着。まあこんなもんか。
ブラワヨには特に用事も無いので駅でタクシーを拾い、この日の目的地であるマシンゴまでのバスが出ているターミナルに行ってもらった。
マシンゴまでは200kmほどの道のりなので、4時間もあれば余裕で辿り着くだろうと考えていたけど、道中で客を降ろしては拾いを繰り返すバスは思うように進まない。

結局11時に出発したバスは17時頃にマシンゴ到着。
多少乗り心地が悪くてもミニバスにすればよかったンゴ・・・。
到着後はタクシーでMasvingo Downtown Lodgeという宿まで行ってチェックイン。ドミ1泊10ドルでwifiはそれなり、雰囲気も落ち着いていたのでよかった。

このマシンゴというなんJみたいな地名の街自体には特に何もないのだけど、街の南にはグレート・ジンバブエという世界遺産に登録されている遺跡がある。
よくわからんけどグレートというからにはグレート・ムタとかグレート・サスケみたいに凄いんだろう。

ということで翌日は早速遺跡見学に出かけることに。
まずはその辺でミニバスを拾って、遺跡の入口付近まで行ってもらう。
途中グレートジンバブエホテルの敷地内を突っ切りつつ30分ほど歩くと、遺跡の入場口に到着するので、ここで15ドルのチケットを購入し入場。

まずはアクロポリスと呼ばれる遺構を見学。
写真の岩でできた丘のようなのがそれ。

石造りの階段を登っていく。

おおなんかそれっぽい。

昔の家みたいなのが再現されていた。

眺めが良い。

自分以外に観光客はおらず貸し切り状態。

遺跡周辺にたくさん生えているシソみたいな植物。
葉の表面は細かな針のようなもので覆われていて、触ると鋭い痛みが走る。

様々な形の巨石が組み合わさっている。

なかなか遺跡感があっていい。

少し離れた場所にはグレートエンクロージャーと呼ばれる遺構が見られる。

集落っぽい。

トカゲ。

アクロポリスを下りて先程上から眺めた集落にやって来た。

家の中で民芸品を造るおばちゃん。
次第に空模様が怪しくなってきたので、シェアタクシーでマシンゴまで帰った。
グレートかどうかと言われると微妙だけど悪くなかった。

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